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槍ヶ岳・山遊帰

2016年10月16日(日) 前夜発日帰り
【行   程】
市営新穂高第3Pー(
右俣林道)ー穂高平避難小屋ー白出沢出合ー滝谷避難
小屋ー槍平小屋ー千丈分岐点ー飛騨乗越ー槍岳山荘ー槍ヶ岳ー
(同コース)
ー市営新穂高第3P
◎当初15日、槍平キャンプ場に1泊する計画を立てましたが、
仕事でどうしても休みが取れないため、覚悟を決め初冠雪する前に
日帰りする事にしました。果たして???

10月15日(土)夕方5時まで仕事をして、家に帰り支度と夕食を
食べ、19:30出発です。
甲府昭和ICから中央道に乗り、塩尻北ICで降り、松本のコンビニ
で買い物をし、国道158号線の安房トンネルを通り、平湯から国道
471号線経由で、深山荘前バス停を左折、市営新穂高第3Pに
23 :30到着、仮眠する。(走行177km)
10月16日(日)2:30起床、準備をして3:30出発する。
新穂高温泉登山指導センターに、登山届を提出、トイレを済ませ、
新穂高ロープウェイ駅を過ぎ、右俣林道に入る。
今日は満月で比較的明るいのは心強い。
5:20奥穂分岐、5:25白出沢出合着。
美味しい水を飲み10分休憩、いよいよ登山道に入る


dsc_3499 登山道に入ってまもなく、大分明るくなって来た。


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6:24 向かいの尾根のモルゲンロート

 

 

 

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尾根も大分見えるようになった。右俣谷左岸沿いに登る。

 

 

 

 


 

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チビ谷を通過、中段にはかすかに紅葉も残っている。


右俣谷の清流、紅葉が終わっていたのは残念!!


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〈左〉尾根には大分日が射して来た。〈右〉滝谷出合にかかる橋。


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滝谷出合(滝谷避難小屋)6:48~7:00 下段に雄滝が見える。
コンビニで買ってきた(サンドイッチ・生シュー・野菜のスムージー)
朝食を食べる。景色が肴だと実にうまい!!!!


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中崎山に日が当ってきれいだ。


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7:24 藤木九三レリーフ(大正14.8.13滝谷初登攀者詳細写真参照


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〈左〉対岸に落ちる滝。
〈右〉飛騨沢左岸を登る。

 

 


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〈左〉7:56南沢 〈中〉北穂高岳方面を望む 〈右〉朝日が射し込む


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8:28~38 槍平小屋到着休憩する。小屋の営業は10/10で
終了していた。


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飛騨沢上流部を行く。まだまだ
千丈分岐点は遠い。

 

 

 

 

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〈左〉最終水場9:36~46 ここで水1.5ℓを補給する。
〈中〉もうつららもできている。
〈左〉東側大喰岳方面。


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西側抜戸岳、笠ヶ岳方面のパノラマ。標高も大分上がって中崎尾根も
下に見えるようになった。


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 千丈沢乗越方面の西鎌尾根。ずいぶん近くなって来た。


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10:30 やっと槍岳山荘が見えた。出発して7時間を費やしたが、
まだまだ山頂は遠い。


dsc_3566ダケカンバと笠ヶ岳方面のパノラマ。すっかり落葉している。紅葉を
観て見たかった。


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西側弓折岳方面の眺望。


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10:55~11:05 千丈分岐点到着、気温も上がり温かくなった。
自家製干柿、コンニャクゼリー、水を充分補給する。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千丈沢乗越を見上げる青空に聳え立つようだ。


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中間辺りに鏡平山荘の赤い屋根が見えている。


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岩塊の多いジクザクになった登
山道を、小幅で一歩一歩登るし
かない。

 

 

 

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飛騨乗越は、見えていてもなか
なか近づいてこない。

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こんな時は、景色だけが救い
だ。

 

 

 

 


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途中でこされた人が、下山して来るのに会うとどうしても焦りを覚える。
しかし、体は思ったようには動いてくれない。「うさぎとかめ」のかめ
になりきるしかない。・・・


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槍岳山荘もだんだん大きく見えるようになって来た。青空がきれいだ!!


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12:31 何度見てもいいものはいい、標高も大分かせいだ。


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北側に三俣蓮華岳~鷲羽岳~水晶岳までよく見える。中央に8月登った
祖父岳が、奥には薬師岳まではっきり見えている。


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登ってきた飛騨沢を振り返る。
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日本一標高の高い峠飛騨乗越は
もうすぐだ。

 

 

 

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大喰岳(おおばみだけ)。

 

 

 

 

 


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13:24~34 飛騨乗越到着、突然まるでゴジラの様な槍の穂先出現。
下にある日本一高い峠の標識は、消えてしまって読めない。


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東鎌尾根から槍沢を望む殺生ヒュッテ、ヒュッテ大槍もよく見える。


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13:43~53 槍岳山荘到着、休憩する。ザックをデポし、ヘルメットをかぶり、カメラだけを持って、山頂へと向かう。


山荘より見上げる槍の穂先、すいているのを幸いに快調に登る。


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登攀途中から見る双六岳~三俣蓮華岳、奥に黒部五郎岳。


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同じく水晶岳~野口五郎岳、奥に赤牛岳、立山。


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同じく鷲羽岳~水晶岳、奥に祖父岳、薬師岳。


 


最初のハシゴを登る。

 

 

 

 

 

 

 

 


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山頂より穂高岳方面を望む。
14:25 槍ヶ岳(3,180m)登頂。日本百名山91座目だ!!
天気に恵まれ、こんな時間帯にもかかわらず360度の絶景に恵まれた
のは幸運としか言いようがない。
私以外4人しかおらず、泊ならもっと長い時間山頂でゆっくり出来たの
に、残念ながら10分程山頂にいただけであった。


★以下山頂からの数カット [ほぼ360度の眺望、説明省略]dsc_3648dsc_3649

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槍岳山荘で登山バッチを買い
14:55 帰路に着く。

 


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今日テントは1張だけであった。次は絶対この日本一高いテント場?
に泊まってみたいみのだ。


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飛騨乗越から大喰岳への稜線。左側にかすかに富士山も見えた。


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15:17 飛騨乗越、あんなに苦労して登ったのに、2時間
足らずで下山するのはつらい。

 

 

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槍岳山荘もみるみる小さくなっていく。
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雲も量が多くなってきた。
浮石に乗らないよう小幅
で下る。

 

 

 


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登りと下り同じ道でも雲泥の差。

 

 

 

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笠ヶ岳もほぼ雲で隠れてしまった。

 

 

 

 

 


 

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飛騨乗越もガスが大分出て来た。


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16:22 千丈分岐点通過。

 

 

 

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順調に飛騨沢を下る。

 

 

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16:55~17:05休憩。
水がはらわたに染み透る。
昼食用残りのおにぎりが美味しい。

 

 

 


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17:25 雲が湧き霞がかかったようだ。


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17:36~46 槍平小屋。
夜道に備えヘッドランブ、
予備電池を出す。
この後写真撮影はない。

 

 

 


この後、白出沢出合まで登山道を2時間、更に市営新穂高第3Pまでは
林道等を1時間40分程夜道を歩いた。
途中沢の川原で、目印を見失うこともあったが、焦らず夜道をゆっくり
歩く事と、おにぎり、ゼリー、干柿等を休憩時摂る事に注意した。
特に、白出沢出合まで歩いても歩いてもなかなか着かない様な気がした。
槍平小屋の先で、千丈沢乗越から下山した3人と、穂高平避難小屋手前
で、槍ヶ岳日帰りの2人パーティに追い越された。
雨も降りだしたので、穂高平避難小屋でカッパを着て、22時登山指導
セ ンター到着、下山届とトイレを済ませ、22:20駐車場に戻った。
帰路2時間程車を止め仮眠、10月17日の2時過ぎ塩尻IC~甲府昭
和まで中央高速を使い、4時30分自宅に着いた。
2時間仮眠して会社に出勤したが、1日眠かった。
体力的には相当きつい1日であったが、「山に遊びに帰る」という目的の
ためには、実に充実し、満足出来る1日であった!!!!!!
これも好天に恵まれたからなのか・・・・・?


 

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