2021年8月27日(金)~30(月)・前夜発2泊3日
【行 程】
①.8月27日(金) 自宅-(西関東道路・国道20号線)-甲府昭和IC-(中央自動車道) -
②.8月28日(土) -安曇野IC-(国道1147号線・一般道)白沢登山口P<仮眠>・・・紅葉ノ滝・・・魚止ノ滝・・・最終水場・・・大凪山・・・餓鬼岳小屋・・・<キャンプ場泊>
③.8月29日(日)<キャンプ場>・・・餓鬼岳・・・餓鬼のコブ・・・2483m峰・・・(同コース)・・・<キャンプ場>・・・大凪山・・・最終水場・・・<ビバーグ>
④.8月30日(月)<ビバーグ>・・・魚止ノ滝・・・紅葉ノ滝・・・<白沢登山口P>-<同コース>-自宅
♧ 昨年登山道が流され復旧したので、北海道の幌尻岳以来の久しぶりのテント泊、ゆっくりのんびりの山遊帰のつもりで出かけました。しかし、その思いもむなしくとんだ結末となってしまいました。さてその内容はどうなったのでしょう?・・・・・
自宅を22:40出発、中央高速自動車を甲府昭和ICから安曇野ICまで163km走り、白沢登山口Pに2:10到着仮眠する。うとうとした程度で殆ど眠られず5:00起床、準備をして6:00登山開始です。
6:20 登山届を提出する。
6:30 すっかり日も当たって来た。今日は天気も良さそうだ!
6:32 登山者のみなさんへの表示板、餓鬼岳迄6:30、大凪山迄4:00もある。
7:30 大きな岩壁。
7:36 沢沿いの登山道、左岸のハシゴを登る。
7:47 紅葉の滝、しばし眺める。
7:53 小さな滝。
渡渉後狭い登山道を登る。
8:08 日が当たって来た北北西の森林。
<登山道で見つけた花 ①>
シラヒゲソウ・ヤマアジサイ・テンニンソウ?
8:30 狭い橋を渡る。
8:35~45 魚止ノ滝、コンニャクゼリーと水で休憩する。しぶきとオゾンが心地良い。
迫力のある滝のカット。
8:46 まだ山頂まで5:00もある。所定時間の2.5倍もかかっている。さすがに皆に越され、今日のしんがりとなってしまった。
8:47 見上げる木、そのたくましさをもらいたい。
9:12 ハシゴを降りて振り返る登山道。前方沢の左岸を登る。
9:29 沢の水量も大分減って来た。
10:12 北側に三重の山が見える。
11:02 同じく山。
<登山道で見つけた花 ②>
カニコオモリ・ミソガワソウ・ムシカリ(オオカメノキ)
13:57~14:07 大凪山に到着休憩する。時間も3倍はかかっている。ここで最終水場で水を汲むのを忘れたことに気づく始末だ!
14:12 やっと平坦な尾根道を進む。ばてているが焦りはない。小股で一歩一歩牛歩で登る。
14:40 東南東方向の山並み、青空が少なくなった。
14:50 南東側の山。
14:54 西側の山並み。
15:27 樹間より南東側に有明山。
16:02 笹とコメツガ等の樹林帯を黙々と登る。
16:22 崩落地を通過する。
16:39 登って来た東側に町が見えた。
17:36 南側崩落地の尾根上に餓鬼岳山頂がある。
17:52 東側樹間越の町。
17:58 百曲り入口に到着休憩する。座って水分をを補給したら30分弱眠ってしまった。
今日の写真はこれが最後となった。夜の百曲りを登り終え、餓鬼岳小屋についたのは20時過ぎ、水を購入しテント場の申し込みをして、テントを設営し終えたのは20:30であった。夕食を食べる食欲もなく、担ぎ上げたビールとつまみで一杯やり、深い眠りに落ちた。・・・・・
【8月29日】
良く眠りました。あんなにバテバテになったのは、朝日岳以来かな。でもそんな長い苦しみも今考えると一番の思い出です。山遊帰の楽しみは、山頂よりその前後の過程で得られるのではないでしょうか❔
5:00起床、さすがにお腹がすきました。ラーメンに切餅とゆで玉子を入れて朝食を済ませる。5:17 日の出前東側雲海のパノラマ。
5:18 南側剣ズリから燕岳方面と雲海のパノラマ。
5:19 南南東有明山方面のアップ。
<動画 ① ・餓鬼岳キャンプ場より360度の眺望>
<キャンプ場よりの眺望・日の出前>
5:25 神々しい雲海よりの日の出。
5:30 剣ズリのモルゲンロード、遠くに槍ヶ岳も見える。
野口五郎岳方面に映る影。
今から登る餓鬼岳山頂。
<動画 ②・キャンプ場より日の出>
5:31 大分日が登って眩しい。
南東方向に富士山を望む。
同じくアップの🗻。
5:40 キャンプ場より唐沢岳へと向かう。十分な睡眠とアタックザックになったため足取りは軽い。中央が私のテント。
5:42 雲海と🗻のアップ。
5:52~6:09 餓鬼岳(2,647.0m)二日がかりの登頂です。昨日の苦労が報われました。記念撮影をして唐沢岳へと向かう。
山頂より槍ヶ岳 鹿島槍ヶ岳 立山・剣岳
<動画 ③・餓鬼岳山頂より360度の眺望>
6:09 唐沢岳へと向かう。
6:11 餓鬼岳山頂を望む。
6:17 南南東方向に南アルプス。
鹿島槍ヶ岳の双耳峰も良く見える。
6:50 餓鬼のコブより南側に餓鬼岳山頂を望む。
7:01 唐沢岳がやっと見えて来た。
<動画 ④・餓鬼のコブよりの眺望、同じく360度の眺望>
7:19 ハエマツ越しに降りて来た餓鬼岳のコブを望む。帰りまたここを登り返すかと考えると、少し不安に思う。
7:36 南南東方向に南~中央アルプスを望む。
7:55 南西方向に野口五郎岳を望む。
7:55 餓鬼のコブを振り返る。
7:59 見事な尖った岩だ❣
<動画 ⑤・2,483m峰よりの眺望>
8:06~16 ここで唐沢岳を断念し、次の機会とし引き返す。
8:19 上空には青空と下弦の月。
8:25 2,483m峰と唐沢岳。
時間があと1日あれば登りたかった。
<登山道で見つけた実、花・③>
コケモモの実・ナナカマドの実 ・ゴゼンタチバナ
9:17 振り返えり見る唐沢岳。
9:27 唐沢岳方面のパノラマ。
9:44 餓鬼のコブに戻って来ました。
<動画 ⑥・裏銀座方面の眺望>
10:53~11:13 5時間程かけやっと餓鬼岳に戻って来た。夏の終わりを告げるアキアカネが飛んでいる。
もう🗻は雲に隠れて見えない。
キャンプ場には、私のテントのみだ❣
11:25 キャンプ場に戻って来た。昼食を作り食べてテントを撤収、準備を終えたら12:53になってしまった。下山を開始する。
<登山道で見つけた花・④>
オヤマリンドウ・オニアザミ・ハンゴンソウ
15:07~17 百曲りを下りやっと崩壊地脇を通過し小休止、南西方向に山頂方面のアップ。
同じく谷方面のアップ。膝の負担を少なくするため、登りよりゆっくり慎重に下る。
16:09 南南西方向下りてきたコメツガの森のアップ。
16:16 東南東方向のアップ、曇ってしまって何も見えない。
17:13~23 大凪山頂に到着休憩する。ここまで4:20もかかっている。写真はこれが最後になってしまった。ライトをつけ21:10最終水場に到着、この先危険なのでここでビバーグする。
翌朝3:00起床、疲れていたので何とか眠れました。仕事なので写真も撮らずに下山する。安曇野ICを6:47中央高速に乗り、甲府昭和ICで8:05に降り、自宅に8:50到着、シャワーを浴びて会社に1時間遅れで入った。
今回の山遊帰を振り返って、もう1日日程があれば、唐沢岳に登ってテント泊、翌朝下山すればビバーグもしなくて済んだと思います。後所要時間も所定の2倍を目安に日程に余裕を持つべきだと痛感しました。