2021年5月14日(金)・[前夜発翌々日早朝着]
【行 程】
①.5月13日(木) 自宅-(西関東道路・国道20号線)-甲府昭和IC-(中央自動車道)
②.5月14日(金) -飯田IC-(国道153号線・県道8号線)-飯田峠・大平
集団移住記念碑-(東沢林道)- 摺古木自然園休憩舎P・・・摺古木自然園・・・摺古
木山・・・白ビソ山・・・安平路避難小屋・・・安平路山・・・(同コース)・・・摺古木自然
園休憩舎P-(同コース)
③.5月15日(土)-自宅
♠ 中央アルプス南端に位置する、日本二百名山の安平路山。夏期のササヤブを
避け、残雪の残るこの時期に山頂を目指しました。今まで何回か計画しましたが
、ササヤブの恐怖から中々踏ん切りがつかず、今回のチャレンジとなりました。
果たしてその結末は❔・・・・・・・
仕事を終え、自宅出発22:10相変わらずの強行軍である。191kmを走行し、摺古木自然園休憩舎Pに4:15に到着した。東沢林道も途中のゲートの
ロープを下げ通過、20km程の速度でなんなく通行出来ました。サンドイッチ
とアイスコーヒーで朝食、トイレと洗面を済ませ5:25登山開始です。
5:48 樹間越に西側恵那山を遠望する。
同じくアップ、この青空にも感謝感謝。
5:57 登ってみたくなるようなアザミ岳(2,027m)の美しさ。
6:18 水の流れて来ている方向が東側、登山道は左手北側に90度曲がって行く。
6:30~40 水場で休憩する。写真はすぐ先の崩壊地、ロープ沿いに一旦沢側に下り登り返す。
6:47 大きな岩下を通る。
同じくアップ、中間部に雲がかかり美しい。
6:58 西側青空の下魅力的な恵那山。もう登ってからどのくらい経ったのだろうか?
6:59 摺古木自然園の分岐、右側直登コースを選択する。それにしても一睡もしていないため、ペースが一向に上がらず、時間がかかり過ぎだ!
7:13 西北西方面のアザミ岳~恵那山のパノラマ。
7:50~8:10 摺古木山(2,168.5m)登頂です。コンニュクゼリ-と水分を補給休憩する。一等三角点の山でもある。
北北東に御嶽山と乗鞍岳。
御嶽山のアップ。
同じくアップ。
摺古木山からいよいよ笹やぶこぎが始る。深い所は首辺りまで来るが、案外足元は見えないながらしっかりしている。
8:17 南側アップの南アルプス、中央双耳峰は二百名山の笊ヶ岳。
8:22 北東側木曽駒ヶ岳方面のアップ。
同じく南東側摺古木山を振り返る、この辺りは殆ど雪は融けってしまっている。
8:33 南西方向摺古木山方面を振り返る。何処が登山道か❓ さっばり解りません。頼れるのはピンクのテープとGPSのみ。
8:39 振り返る登山道、ここは岩の間でトラロープもあり判りやすい。
9:11 南西方向を振り返る、摺古木山も大分遠くなった。右手の木にピンクのテープが写っている。
9:50~10:00 水分と甘柿で小休止、やっと雪が多くなって来た。しかし、軟雪で時々踏み抜く。
10:30 白ビソ山(2,265m)登頂です。ササヤブと寝不足で一向にペースが上がらず、歩行時間も2:20と倍かかってしまった。
10:35 南側歩いて来た雪の上、ササヤブが雪の下になり今までが嘘のように歩き安くなった。
11:15 やっとはっきり見えた安平路山。
11:20~30 安平路避難小屋に到着休憩、後方安平路山はまだまだ遠い。
12:24 南側の樹間と雪。この辺り傾斜がきつく寝不足の体でパテバテです。
13:30~14:05 日本二百二名山安平路山(2,363.1m)登頂です。展望は得られませんが、今まで歩いて来た道のりを考えると感無量です。カップラーメンのカレー味・おにぎり・味付け玉子で昼食タイム。寝ていないので昼寝もしたいが、それも叶わず30分程で帰路につく。
<山頂でのスナップ>
<安平路山頂での360度の動画>
14:15 眼下中央に安平路避難小屋が見える。結構登って来たんだなあ❣
同じく西南西の山並み。
同じく下部水場の沢、水の流れが見える。
中央アルプスも上部はすっかり雲の中。
<安平路避難小屋のスナップ>
結構小屋の中は、きれいで快適そうだ❣
16:30~40 白ビソ山で休憩、行きに記念撮影をしていなかったので、1枚撮影する。
17:19 南西側摺古木山を望む。また、ササヤブとの格闘が始まる。
同じく御嶽山を望む。
17:28 ササヤブと格闘中、降る前に早く戻りたい摺古木山❣
南東方向同じくアップのササヤブ、皆さんには、中央の小さな木にあるピンクのテープが判りますか❓
18:15~25 摺古木山に帰って来ました。幸い雨も降らずササヤブ漕ぎを終え、ほっと一息コンニャクゼリータイム。水もお腹に染み渡り、生き返る心地です。摺古木展望台には寄らず、直登コースを下山する。
18:46 南東のアザミ岳アップ、山頂部は雲がかかっている。
18:48 本日最後の1枚、大きな石を通過する。
この後、ヘッドランプと手元ライトを点け、摺古木自然園休憩舎Pに19:50無事下山した。トイレと準備をして、風呂にもよらず往路と同じコースを、ひたすら仮眠しながら帰った。飯田ICを23:44発、甲府昭和IC着翌5月15
日(土)3:07、自宅には3:40到着しました。
今回の山遊帰を振り返って、14時間25分のスローペースになってしまい、十分な睡眠時間確保の必要性を痛感させられました。しかし、そんな中でも難関の安平路山を堪能出来た自信と、良き経験を得ることが出来た事に感謝したいと思います。