2020年6月15日(月)・[前夜発日帰り]
【行 程】
①.6月14日(日) 自宅―(国道140・20号線)ー甲府昭和ICー(中央自動車道)― 岡谷JCT―(長野自動車道)ー更埴JCT―(上信越自動車道)
②.6月15日(月) ー信州中野IC―(信州中野有料道路・国道292号線)ー道の駅北信州やまのうち<仮眠>ー蓮池ー(県道471号線)ー岩菅山登山口P…小三郎小屋跡…アライタ沢出合…ノッキリ…岩菅山…裏岩菅山…(同コース)…岩菅山登山口Pー(県道471号線)ー蓮池ー(国道292号線)ー志賀名水公園・澗満滝ー湯田中温泉ー(信州中野有料道路)ー信州中野ICー(上信越自動車道)ー小諸JCTー(中部横断自動車道)ー八千穂ICー(国道141号線)ー韮崎ー(国道20号・140号線)ー自宅
★ 志賀高原の盟主岩菅山。スキーをやる方なら聞き覚えがあろうが、
日本二百名山に選定されていても、聞いたことがなかった。コロナウ
ィルス下、高速の休日割引がないため、深夜割引と中部横断自動車道
2車線無料区間を利用しての山遊帰となった。折角なので裏岩菅山ま
で足を延ばしてみた。
4:41 旭山下で道を間違え、琵琶池に来てしまった。
上信越高原国立公園志賀高原自然歩道の案内板、そのまま進んで蓮池に出る。
そばで咲いているアヤメを発見。
5:07~55 サンドイッチとコーヒーで簡単な朝食を済ませ、準備をして登山開始です。流石に1台の車もありません。丁度北側の道路沿いの栃の木の花が満開でした。
土地所有者以外の山菜取り禁止の案内板。入口付近には結構山蕗が見える。この時期地竹採りのシーズンだ!この辺りでは採った地竹は、サバ
の水煮と炊いていただくらしい。
6:06 白樺のみずみずしい新緑、胸に吸い込むオゾンの何と心地良いことか。
6:10 聖平の上(小三郎小屋跡)に出る。
道標によれば、ノッキリまであと3.7km、岩菅山頂まで4.3kmとある。
6:13 底清水の澄んだ水。
<登山道で見つけた花 ①>
ミヤマカラマツ ニリンソウ マイヅルソウ
6:31 武右エ門沢を渡る。
同小さな滝。
6:35 左アライタ沢より右上条用水路を分ける石垣上の登山道。
6:36 アライタ(新板)沢を渡たる。岩菅山への本格的な登りが始まる。
7:00~10 水分を補給し休憩する。見上げる木々の上はまだ曇っている。
7:26 南西東舘山方面を望む。
7:34 岩菅山中間点を通過する。
<登山道で見つけた花 ②>
スダヤクシュ ツバメオモト ミツバオウレン
ミツバツツジ イワカガミ イワナシ
7:44 西側に青空の山並が見え始めた。
8:19 登ってきた道を振り返れば青空。
同じく登って行く先にも、日が射して来た。
8:20~30 北西側に待望の岩菅山が見え、休憩する。
岩菅山山頂の雲も流れて行く。コロナ下久しぶりに自分を取り戻したように、山遊帰を楽しむ。
8:32 ノッキリに到着、岩菅山頂まで0.6km・35分とある。
分岐よりやや右側にあるベンチ、休まないで岩菅山を目指す。
8:34 振り返り見る寺子屋峰への稜線と後方赤石山。
前方岩菅山への登り。青空が見えて気分も上がる。
8:41 岩菅山の山頂もずっと近づいて来た。もくもくと登る。
8:45 寺子屋峰への稜線も良く見えて来た。
<登山道で見つけた花 ③>
オオバキスミレ ツガザクラ ハクサンイチゲ
8:55 西側のパノラマ。
8:56 ガレ場の始まり。
9:03 遠くに志賀高原の最高峰横手山も見える。
同じく左手の谷、新緑が映える。
9:14 大分登って来た。
9:18~28 日本二百名山岩菅山(2,295.0m)登頂です。帰りにゆっくりすることにし裏岩菅山に向かう。
「昭和4年8月7日秩父宮同妃両殿下・竹田宮殿下御登臨」の記念碑
岩菅神社の祠 山頂避難小屋 一等三角点
南西方面のパノラマ。
9:29 裏岩菅山を望む。
9:39 岩菅山を振り返る。
まつられている石仏?
西側焼額山方面、スキー場のゲレンデが多く見える。
北西側奥志賀高原、丸山・又七山方面を望む。
9:40 堂々たる山容の裏岩菅山。
9: 49 先程越えて来た小ピークの向こうに岩菅山が見える。
9:51 裏岩菅山も手前のピークの先だ❣
9:55 振り返り見る岩菅山、静かな山遊帰の一時を楽しむ。・・・
<登山道で見つけた花 ④>
オオカメノキ ショウジョウバカマ ワタスゲ
10:26~11:26 裏岩菅山(2,341.0m)登頂です。定番のカップそばとおにぎり1個とゆで卵で早目の昼食です。コロナ下久しぶりに誰もいない山頂でコーヒータイム、シートを敷き15分くらい昼寝も出来ました。
北側の中岳~烏帽子岳、その後方鳥甲山・苗場山は残念ながら雲の中に隠れてしまった。
同じくアップ。
同じく岩菅山。
<その他裏岩菅山からの眺望>
上から1~4枚目 山頂より西側~北側、5~6枚目東側~南側。
11:26 見納めの岩菅山、何だかここにはもう立つことはないような気がして寂しかった。年を取るとはこんなものなのだろうか❓
11:27 さようなら裏岩菅山。・・・・・
11:28 気持ちの良い尾根を戻る。
11:31 遠くなる山頂。
11:32 近づく岩菅山。
同じく縦。
11:36 後方の山並みも多く見える。
12:00 振り返り見る裏岩菅山。
12:04 大きな雪渓が見える、水場はわからなかった。
12:04 岩菅山への登り。
12:12 振り返り見る裏岩菅山への道のり。
12:16~36 岩菅山山頂に戻ってきました。ここで今日初めての女性の登山者が登って来られました。
山頂より南西方面のパノラマ①。
同じく②。
<登山道で見つけた花 ⑤>
タテヤマリンドウ タカネ(ミネ)ザクラ ノウゴウイチゴ
12:51 見ごたえのある岩菅山。
13:00 ノッキリ分岐の下で見る岩菅山。
13:13 最後に見る岩菅山。
13:21 岩菅山中間点より見える山並。
13:25 ゆっくり新緑を愛でながら下る。
13:52~14:02 アライタ沢出合汗を拭き、靴の底を洗い休憩する。
14:40 岩菅山登山口Pに無事下山した。帰路、志賀名水公園の澗満瀧に立ち寄った。
15:03 若山牧水「草津より渋へ」の石碑。
同じく結構距離があるが、音は相当よく聞こえ迫力がある。
その後、湯田中温泉で一風呂浸かり、上信越・中部横断自動車道経由で帰宅した。コロナ下、久しぶりの山遊帰は静かな、新緑とお花を愛で、ゆっくりとした時間を過ごし、大いにストレスを解消するものとなった。一日も早くコロナが終息し、自由に山遊帰を楽しむ日が来ることを祈念してやまない。