2019年7月14日(日)~7月22日(月)
8泊9日<7日目>
【行 程】
⑦.7月20日(土) 暑寒荘P…二合目(佐上台)…四合目…六合目…扇風岩(八合目)…九合目…暑寒別岳…(同コース)…暑寒荘Pー(道道546号線)ー増毛ー(国道231号線)ー民宿新川(泊)
☆ 今回の山遊帰も、最後の暑寒別岳となりました。靴擦れで予定していた山も何座かは次回に持ち越しとなりました。短期間に山を登り歩くのに如何に登山靴が重要か思い知らされた山遊帰となりました。まだ登りは良かったのですが、下りは靴擦れの傷が靴にあたり痛く、休み休みで降りてきたので相当な時間がかかってしまいました。
朝4時アラームで起床、洗面・トイレを済ませ、コーヒーとサンドイッチで軽く朝食を食べる。靴づれが痛いだけで、前日の黒岳は余り体力を使わなかったので、いまいちよく眠れませんでした。準備をして、登山ポストに登山届を投函し、登山開始です。
4:50 暑寒荘前の小さな池。
【暑寒別岳で見つけた山野草 ①】
トリアシショウマ
エゾアジサイ
コオニユリ
チシマアザミ
5:31 一合目を通過する。ここまで蚊、ブヨ、アブが多く防虫スプレーを忘れて来たので、結構追いかけられた。
6:02 つつじヶ丘を通過する。
北側登って来た登山道。
北北東側増毛方面の日本海が見える。
6:06 二合目を通過する。
6:11~21 佐上台到着、休憩する。
6:31 北側登って来た増毛方面の日本海、雲ってしまっている。
【暑寒別岳で見つけた山野草 ②】
サンカヨウの実
ミヤマアキノキリンソウ(コガネキク)
タカネミミナグサ
ミヤマホツヅジ
6:36 三合目を通過する。
7:20~30 やっと四合目だ!水分を補給し休憩する。
四合目から振り返る日本海。
7:23 ダケカンバの大木。
【暑寒別岳で見つけた山野草 ③】
ハクサンボウフウ
マシケオトギリ
ゴゼンタチバナ
マイズルソウ
7:45 五合目を通過する。
8:03 六合目を通過する。
8:32 七合目を通過する。
8:39~49 滝見台に到着、雲って視界が効かない。コンニャクゼリーで小腹を満たし休憩する。
9:15 扇風岩(八合目)を通過する。
北北西側、ポンショカンベツ川方面に雪渓が見えた。
9:27 九合目を目指す登山者が見える。
9:31 扇風岩を振り返る。
10:00 暑寒別岳方面の眺望もやや良くなって来たか?
10:07 やっと九合目だ。
【暑寒別岳で見つけた山野草 ④】
ヤナギラン
エゾシオガマ
マシケオトギリ
チシマアザミ・オオハナウド
エゾノ(キタ)ヨツバシオガマ
10:08 暑寒別岳も大分近づいた。あとひと踏ん張りだ!
10:16 九合目の急登ロープ場、登りはロープなしでも小股でゆっくり登れば、特にロープは必要ない。
10:28 やっとやっとで箸別コースと合流、暑寒別岳頂上も後ひと踏ん張りだ‼
箸別コース方面もガスって、残念ながら眺望が効かない。
【暑寒別岳で見つけた山野草 ⑤】
チシマギキョウ
ミヤマオグルマ
エゾオヤマノエンドウ
コウメバチソウ
トウゲブキ
10:34 残っている雪渓。
10:38 箸別コースの分岐方面を振り返って見る。
10:45 山頂直ぐ手前のケルン。
10:52 暑寒別岳(1,491.6m)登頂です。残念ながら晴れていれば見えたであろう、大雪山・十勝連峰・芦別・夕張岳の眺望は在りませんでした。カップラーメンとおにぎりでゆっくり昼食を摂りました。土曜日なので数組の方が登って来られましたが、雨竜沼湿原から来た青年が一人いました。元気に戻って行かれましたが、その若さがうらやましく思いました。
11:45 1時間弱の暑寒別岳滞在でしたが、さて私も下山開始です。
11:49 霧の中のケルン、相変わらず視界は良くない。
11:51 ケルンと暑寒別岳を振り返って見る。
11:57 大きな岩のそばを下る。
12:07 分岐で箸別コースから登って来た夫婦の方に、お花畑がきれいだったお話を聞き、少しだけ箸別コースを歩いて見る。雲の切れる一瞬暑寒別岳を望む。
同じく箸別コース方面のピーク。
かすかに残る雪渓。
とりあえず、このピークの先辺りまで寄り道することとした。
【お花畑の画像】 1~3枚目12:09、4枚目12:10、5枚目12:15。
【暑寒別岳で見つけた山野草 ⑥】
サマニヨモギ
ミヤマリンドウ
12:35 扇風岩(八合目)を望む。下りはつま先甲の靴づれがことの他痛く、ロープ場は反対向きに下りた方がかえって楽であった。
12:37 同じく縦位置。
13:28~38 扇風岩到着休憩する。
14:20~50 滝見台到着休憩と靴づれの手当をする。しゃがみ込んだら、10分程寝てしまった。
日本海の海岸線が良く見える。とにかくゆっくり、10歩ごとに立ち止まって下りる。
16: 17~37 佐上台到着休憩、日本海も大分近づいて来た。ここで増毛町駅前観光案内所に電話して、民宿を予約した。
17:37 暑寒荘Pに到着、下山届を提出する。結局足の靴づれの痛みのため、2時間以上遅れてしまったことになる。普通に歩けるありがたさを正に痛感した次第である。最後の方では、平らなところは痛みがない後ろ向き歩きをしていた。サンダルに履き替え、やっと痛みから解放されました。増毛町の民宿新川に18:10到着、夕食・洗濯・入浴を兼ね近くの岩尾温泉あったま~るに行く。入浴料金500円、夕陽はみれませんでしたが、ゆっくりすることが出来ました。民宿に帰りビールで一杯やりすぐに爆睡の中に・・・・・・・
天候と足の痛みで散々な山遊帰となってしまいましたが、逆にゆっくり歩くことで、花の百名山の山野草を見る事が出来ました。次回は晴れた日の雨竜沼湿原と暑寒別岳を訪ねてみたいと思いました。
翌日以降の行程は以下の通りです。予備日をゆっくり札幌で過ごし、荷物の洗濯整理をして帰路につきました。
8泊9日<8日目~9日目>
【行 程】
⑧.7月22日(日) 民宿新川―(国道231号線)ー雄冬展望台ー雄冬岬ー
札幌場外市場ー(国道230号線)ー中山峠(道の駅望羊中山)ー豊平峡ー札幌市内ー(国道36号線)ーつきさむ温泉(泊)
⑨.7月23日(月) つきさむ温泉ー(道道341号線)ー札幌南ICー(道央自動車道)ー新千歳空港ICー(レンタカー)ー新千歳空港10:00≫≫≫
(JAL504便)≫≫≫羽田空港11:35…羽田第1ターミナル13:55ー(羽田空港線)ー一宮BS16:25ー自宅
〖折角ですので一部画像を上げておきます。〗
以上 増毛町の趣のある街並み(増毛さんぽ道・最北の酒蔵、リンゴ、サクランボの産地)
以上 雄冬岬までの風景(雄冬岬展望台、雄冬岬の白銀の滝等)
中山峠、今日も後方羊蹄山の山頂は見えませんでした。
この日の最終便で豊平峡ダムと定山湖観光。