2019年7月14日(日)~7月22日(月)
[8泊9日]〈2日目~4日目〉
【行 程】
前編参照・・・省略
おはようございます。今時刻は7月16日(火)2:00です。途中1~2回目を覚ましましたが。何とか眠れました。朝食を食べ、準備をして予定より10分遅れで、3:10分出発です。ハエマツ漕ぎがあるので雨具を着ました。テントを北戸蔦別岳手前20分程の処に張ったため、最初登りです。ライトを点けゆっくり登ります。荷物が軽いのでそれだけが唯一の救いです。北戸蔦別岳より初めての行程です。ハエマツの中をライトを頼りにゆっくり下ります。
4:09~19 岩場で最初の休憩、軽く水分の補給をする。
登山道で見つけた花①(ヒメイワタデ)。ややピンボケだ!
4:30 薄く雲のかかった太陽が見えた。天候の好転を期待しつつ進む。
同じく見つけた花②(ムシトリスミレ)、③(ミヤマアズマギク)。
昨日も紹介したので小さく掲載した。
同じく見つけた花④(タカネオミナエシ)、まだつぼみが多い。
4:40 幌尻山荘分岐より歩いて来た登山道。標識はなく岩の上にケルンが積んである。帰りにはここを岩場の方に登ると頭の中に入れる。
4:50 東側戸蔦別側方面、ガスって余り視界がきかない。
同じく左手の岩場を行く。
4:53 雪渓が見える。
同じくおぼろ月のように見える日。
5:15~25 戸蔦別岳(1,959m)登頂です。残念ながら霧の中で殆
ど視界が利かない。記念撮影をしカメラのレンズキャツプを石の上に置い
て来てしまった。因みに帰路回収出来てほっとした。
<戸蔦別岳山頂からの360度の動画 ①> 残念ながら太陽と青空が見えるが眺望はきかない。
5:43 戸蔦別岳からの下りの稜線、幌尻岳の下部の雪渓も見える。
この下りのハイマツ漕ぎで、雨具のズボンの下をひっかけて破いてしま
った。スパッツを着けていれば防げたのに後悔が残る。・・・
5:46 振り返りかろうじて見えた戸蔦別岳。
最低鞍部が見えて来た。しかし幌尻岳は、山頂を隠したままだ。
5:49 七ッ沼カールの雪渓と地塘、規模が大きい。
同じ位置での東側カール下部方面。
同じく北側幌尻山荘方面を望む。
5:53 戸蔦別岳から神威岳に続く稜線上に見えた太陽。
七ッ沼カールへの降り口は、こちら側からが傾斜がなさそうだが、単独でテント泊するには、やっぱりヒグマが怖い。
幌尻岳方面、山頂はすっかり雲の中に入ってしまっている。
5:58 いよいよ幌尻岳の肩への登りの始まり、狭い稜線気を引き締めて行こう。
5:58 戸蔦別岳方面を振り返る。
6:02 右側幌尻岳北カールの雪渓が見える。
幌尻山荘方面も何とか見えている程度だ!
6:16 越えて来た稜線。
6:17 これから登る稜線。先が雲に隠れて見えないのが、帰っていいのかも❔
6:25 絵になるピラミットのような稜線。
北カールも大分近づいた。
6:32~42 自家製の干柿と水を補給休憩する。天気がいまいちで汗
をかかないのか、余り水も飲みたくない。
数分の間だが幌尻岳の肩が見えた。上部にクワガタのような雪渓が残って
いる。
6:50 七ッ沼カールも大分下になった。
同じくアップ、肉眼でカールの中を動く黒い点のようなヒグマを確認出来たが、写真では距離が遠く撮影する事は出来なかった。
同じく見つけた花⑤(ミヤマダイコンソウ)、⑥(エゾノツガザクラ)、⑦(エゾヒメクワガタ)
7:49~59 肩を通過し、チングルマ等のお花畑で休憩する。ああ昼寝をしたい。・・・・・
<お花畑の動画 ②> 天気が悪いなか撮影した貴重な動画。
晴ていればと考える登山道脇のお花畑を行く。
8:04 一生懸命歩いているつもりだが、なかなか幌尻岳山頂には着かない。
同じく見つけた花⑧(エゾノハクサンイチゲ)。
8:27 やっとやっと幌尻岳(2,052.8m)登頂です。残念ながら曇っ
てしまって視界がありません。しかし、平成から令和に渡り2年越しの幌
尻岳で、「日本百名山」完登を達成出来感無量です。10分程誰もいない
山頂で仰向けに寝て、空をあおいでいました。・・・・・・・
山頂の二等三角点。
同じくケルン、視界がきかないので動画もパノラマも撮影出来ず残念です。
8:48 持参した女房手作りの横断幕に日付の16を入れ、ステンレスの洗濯ばさみとヒモで止め、記念撮影です。偶然にも深田久弥の出身地石川の男性2名が、シャツターを押してくれ、祝福して頂きました。
山頂で1時間ねばりましたが、ついぞ視界はききませんでした。
9:28 名残り惜しい幌尻岳を後にする。次に再開するのは何時か❓
9:34 登山道沿いの雪渓とお花畑。
同じく見つけた花⑨~⑭。【帰路のため一括に掲載する】
⑨(チングルマ) ⑩(ナガバツガザクラ) ⑪(ミヤマキンバイ)
⑫(オオイワツメクサ) ⑬(エゾツツジ) ⑭(ホソバイワベンケイ)
帰路は天候がすぐれない中、往路を戻るためスナップ写真もまとめて掲載する。往路スパッツを着けなかったため、靴の中がびしょ濡れになってしまった。替えの靴下も持参しなかったため、まめと靴づれが出来てしまい手当をしたが、痛みが強く、ゆっくり時間をかけ戻らなければならなかった。ゴアテックス製ではなく革靴にすれば良かったと思う。後の後悔先に立たずという結果になってしまった。
帰路のスナップ写真❶~まる⓲。
❶9:55(幌尻岳方面を振り返る) ❷9:57(同左) ❸10:22(肩より下る)
❹❺10:37 (七ッ沼カールと稜線) ❻❼10:41(肩方面と戸蔦別岳方面)
❽❾10:45(戸蔦別岳への稜線と七ッ沼カール)
❿⓫10:56(戸蔦別岳への登り) ⓬10:57(同左)
⓭11:00(同上) ⓮11:52(同左) ⓯12:13(戸蔦別岳)
⓰12:26(戸蔦別岳を振り返る)⓱14:20(北戸蔦別岳方面の稜線)⓲14:22(同左)
<北戸蔦別岳方面の動画 ③>
14:26北戸蔦別岳、テントに14:39戻りました。当初予定の下山
も考えましたが、足の調子が良くないのでもう一泊することにしました。
祝杯用の缶ビール・ポケットサイズの赤ワインを外で冷やしながら、足の
手当をし、17:30まで昼寝をしました。
その後祝杯をゆっくり上げ、夕食を食べて、明日天気が良ければ、1,96
7m峰を往復したいなあと思いつつ、早めに深い眠りに就いた。・・・
「藻岩山~暑寒別岳・山遊帰③「幌尻岳・中編」」への1件の返信
日本百名山完登!おめでとうございます。
大横断幕が山名標にピッタリで誇らしげです。
私は3年前の7月同一コースを歩きました。七ツ沼カール付近登山道が、ヒグマの糞が雨水に溶け真っ黒だったのを思い出します。
レポの続き楽しみにしています。