2017年8月14日(月)~15日(火) 前夜発1泊2日
[1日目]
【行 程】
①.蓮華温泉Pー蓮華の森分岐ー兵馬ノ平ーヒョウタン池ー花園三角点ー吹上のコルー朝日岳ー水谷のコルー朝日小屋キャンプ場(泊)
②.朝日小屋キャンプ場ー(同コース)ー蓮華温泉P
◇ 今年の盆休み2泊3日の日程で、去年に引き続き北アルプステント泊を計画していました。空梅雨で梅雨明けしてから逆に雨が多い天候不順の影響で、11日~13日を14日~16日に変更しましたが、余り天候に恵まれず2日目の雪倉岳方面を断念、蓮華温泉より日本三百名山朝日岳をバテバテで登り、楽しみにしていた稜線散歩が出来ない、63歳最後の「山遊帰」往復となってしまいました。その中でしげさんの得たものとは?
8月13日(日)18:30自宅を出発し、甲府昭和ICで19:07中央
高速に乗る。塩尻北ICで20:16降り、国道147号線を大町市へ、更
に国道148号線を北上小谷村経由して、糸井川線平岩駅より県道505号
線で蓮華温泉Pに、翌14日(月)1:30に到着した。(走行221.8km)
満車の為、手前1km程の右側林道脇スペースに駐車する。2:00~4
:00仮眠するも殆ど眠れなかった。着替え、朝食後準備をして、5:20
出発する。
5:33 蓮華温泉Pの様子、トイレを済ませ、登山届を提出する。
5:41 白馬岳蓮華温泉ロッジ入口より、朝日岳方面を望む。上部は雲の中だ。天気の回復を祈願しつつ・・・
5:43 キャンプ場方面へ600m。
5:52 キャンプ場入口。
同じく朝日岳登山口、自然歩道入口の標識。
1.ミヤマシシウド 2.シモツケソウ 3.ヤマアジサイ
5:59 野鳥ノ森、雪倉岳(鉱山道分岐)。
オゾンをたっぷり吸いこんで、森林セラピー気分・・・
6:18 アヤメ平の湿原。
6:31 兵馬ノ平より歩いて来た方向を振り返る。黄色の花はメタカラコウ。
6:42 兵馬ノ平湿原、ピンクの花はシモツケソウ。コンニャクゼリーで休憩、この景色には癒される一時・・・
6:50 出口より兵馬ノ平湿原を振り返り見る。
4.オオバギボウシ 5.ノリウツギ 6.ヤマアジサイ
7:29 瀬戸川に架かる橋。
水量も豊富で、きれいな透明の水。
7:34~44 水場で休憩、ザックカバーのチャクが不調で、結構雨に濡れてしまった。
1~2.ヒノキ 3.ブナ
8:33~43 休憩水分の補給をする。9:07ヒョウタン池を通過。
9:17~27 白高地沢橋を渡った左手で休憩する。この時点で約1時間の遅れだ!やはり、睡眠不足がバテの最初の原因か?
ここで後続の方に越されて以後越されなかったのは、ここから先一番後ろを歩いていたことになる。
7.オクモミジハグマ 8.ジャコウソウ 9.ウメバチソウ
10.ヤマハハコ 11.タマガワホトトギス 12.ツリガネニンジン
10:15~25 水場に到着、美味しいお水をいただく。登山道はここを登って行く。
10:50~11:00 カモシカ坂の途中で休憩する。水場より30分も登れない。
息が荒く足が重い。やはりバテの原因の乳酸をたくさん蓄積してしまったのか? 今考えて見ると、天候もパットせずこの辺りが一番心が折れてしまってバテが来たのではと思う。
13.? 14.タテヤマウツボグサ 15.コメツツジ
16.カライトソウ 17.キンコウカ 18.シラタマノキ
12:21 花園三角点を通過する。今考えて見れば美しい命名だ!!!
しかしそんなことを考えている余裕もなく、ただただ乳酸の出てしまった
足は重く、体力を奪って行く。この時点でコースタイムより2:10の遅
れ。
12:28 普段ならこんな緩やかな木道は楽なのに、バテてしまうと結構足にこたえる苦痛でしかない。
12:40~50 ベンチで休憩する。昼食にしようとしたが、おにぎり1個を食べるのが精一杯だ! もう少し早めに昼食を摂っていれば、こんな風にシャリバテ状態にもならなかったのにとも思った。
19.ホツツジ 20.タムラソウ 21.タカネマツムシソウ
22.コバノコゴメクサ 23.オニシオガマ 24.イワイチョウ
<動画 ①>タカネマツムシソウを動画で撮って見ました。
なかなかいい! 今度花も動画で撮って見たいと思います。
▼朝日岳のお花達⑥
25.エゾシオガマ 26.シロバナハナニガナ 27.ニッコウキスゲ
28.ハクサンタイゲキ 29.オニシモツケ 30.ヨツバシオガマ
13:02 このあたりのチングルマはすっかり羽毛状の実になってしまっている。
31.ダイモンジソウ 32.シラネニンジン 33.?
34.? 35.ミヤマアズマキク 36.チングルマ
13:09 北側斜面に咲くニッコウキスゲ。
13:16 一部青空も見え
る。
13:30~40 水分と自家製の干柿で休憩する。
<動画 ②> 休憩場所より北側の尾根。
37.コイワカガミ 38.ハクサンコザクラ 39.エゾネギ
40.オニアザミ 41.アヤメ 42.タテヤマリンドウ
13:48 やっと朝日岳の雪渓が見えた。
13:49 青ザクを通過する。足に蓄積した乳酸を減少させ、足の重さを解消すべく、出来るだけゆっくり歩くしかない。
43.ハクサンシャジン 44.オヤマソバ 45.イブキジャコウソウ
46.カニコウモリ 47.コガネキク 48.チョウジギク
14:05~15 やっと五輪の森到着、こんにゃくゼリーとチョコレートを食べる。こんな時はあせっても仕方がないので、ゆっくり距離を稼ぐしかない。
美しい森の木陰で腰掛けて、しばし眠れば良いのだが?・・・
14:26 森を通過して振り返る、ダケカンバの幹の白さが際立つ。
14:38 朝日岳の裾野が見えて来た。結構雪渓も残っている。
14:40 五輪の森の上部に少し青空が見えて来た。
同じく下部の視界も開けて来た。
14:43 朝日岳の雲よ早く消えろ!
14:51 吹上のコルはまだまだだ!
49.ミソガワソウ 50.ハクサンフウロ 51.ニッコウキスゲ〈2度目〉
52.コオニユリ 53.ミヤマキンポウゲ 54.オニシオガマ〈2度目〉
15:10~30 やっと上の水場に到着です。チョコレートと冷たい水をたっぷりいただき、少し元気が出て来た。ザックの水もここで全部補給する。
15:32 ミヤマキンポウゲ等のお花畑①。
15:34 登山道脇に広がるチングルマのお花畑②。
15:54 小さな雪渓下を通る。
16:26 雪渓下に広がるお花畑③。バテてゆっくり登ったため沢山のお花達を鑑賞し写真撮影出来、またお花畑をこんなに眺められたのは不幸中の幸いでした!!!
16:45~55 やっと吹上のコルに到着です。ここまで11:25かかったため、バテたことによる時間ロスは、4:35にもなります。
やはり年齢によるものでしょうか❔
やや傾斜は緩くなったが朝日岳山頂まで1時間、開き直ってぼちぼち行くさ。・・・
16:56 朝日岳山頂へ再スタートだ!
<動画 ③> 朝日岳方面の眺め、風の音より自分の息使いが荒い。
16:59 風で雲が流され視界が開け、雪渓が良く見えた。
55.アオノツガザクラ 56.シモツケソウ〈2度目〉 57.オタカラコウ
58.ウサギギク 59.ハクサンコザクラ 60.イワオウギ
17:30 山頂だんだん近づいて来た。
17:44 山頂直下の雪渓脇を登る。
17:47~57 休憩し水分を補給、雪渓はかなりの雪が残っている。
61.モミジカラマツ 62.ミヤマダイコンソウ 63.ハクサンイチゲ
18:01 雪倉岳方面の登山道が合流する。
18:03~13 日本三百名山朝日岳(2,417.9m)に登頂です。白馬方面から来た男性に会う。記念撮影をして早々に朝日小屋へと向かう。
<動画 ④> あいにくのガスで、眺望が全く開けなかった朝日岳360度の動画。
18:46 やっと朝日小屋が見えた。
18:47 朝日岳を振り返って今日最後の1枚。
19時少し過ぎ、朝日小屋キャンプ場に到着、テントの受付を済ませ10分程で設営する。ビールをゆっくり飲み、相当疲れていたのでつまみだけで夕食も食べずに深い眠りに落ちていった。・・・
今回、こんなにバテたのは、いろんな無理が重なったためであり、今後年齢に応じたもっと時間的余裕を持った行程にしていく事を、痛感した次第です。