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阿蘇山~由布岳・山遊帰③ 「祖母山」

2017年5月3日~5月9日 前夜発6泊7日 [3日目]
【行  程】
③.尾平登山口Pー(黒金山尾根)ー天狗の分れー祖母山ー九合目小屋ー宮原ー尾平登山口P
◇ 大分県と宮崎県境にある標高1,756mの日本百名山「祖母山」、尾
平登山口から渓谷沿いに黒金山尾根の急登をたどり、天狗岩から祖母山へと
登りました。その名からもう約40年前、大学卒業時同じゴールデンウィー
クに亡くなった、自分の「うめ」おばあちゃんを思い出しました。
 さて、どんな「山遊帰」となったでしょうか?

みなさんおはようございます。今日は、5月5日(金・こどもの日)の祝日
時刻は3時です。目覚ましで目がさめましたが、爆睡です。だからこそ毎日
毎日、「山遊帰」を楽しむ活力が得られるのでしょうか?
まず、由布市で国道210号線に乗り、大分市に出てコンビニでモーニング
コーヒーと朝・昼食・水等を購入する。次に、国道442号線に入り竹田市
に向かう。山間の道幅が狭い道路で殆ど対向車に合わない。
 

朝地で国道57号線に出て西進、豊後竹田の岡城址に6:17~22立ち寄
る。以前旅行で訪ねた思い出の地だ! 駐車場で記念撮影、洗面、トイレを
済ませる。国道502号線に出て、道の駅原尻の滝を右折し、県道7号線を
尾平登山口へと向かう。舗装はされているが、道幅が狭く道路標識も少ない
ので、ちょつと不安になる。


7:50 尾平登山口Pに到着する。支度をして、料金箱に駐車料500円を支払い、登山届を提出し8:10出発です。


8:21 宮原コースとの分岐、吊橋の下を進む。


新緑がまぶしい川上渓谷を行く。



8:28 「祖母山系の自然」案内板。

 

 

 

 

 

奥岳川の清流。

 

 

 

 

 


水の透明度は、思わず見入ってしまうほど澄んでいる。


 

朝のオゾンが体に沁み込む。清々しい一時だ!!!

 

 

 

 

 

8:40 パイプ橋を渡る。

 

 

 

 

 



おしべが長い白い花(ハイノキ)、低木で可憐な花を付けていて愛らしい。

 

 

 


8:56 川上渓谷と分かれ、黒金山尾根に取りつく。いきなり急登が始まる。
身体が重く感じる。・・・

 

 

 

 



9:12~22 標高800m、川上渓谷展望所到着、休憩する。

 

 

 


展望所からの眺望川上渓谷の緑のコントラストが美しい。清流は、残念ながら見ることが出来ない。


 

北側尾根を望む。まだ青空は見えない。

 

 

 

 


9:45 標高900mを通過。

 

 

 

 

 



自然林の巨木を仰ぎ見る。

 

 

 

 


10:11~21 標高1,000mを通過休憩する。水が美味しい。

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 


11:00 標高1,100m通過、登山道を振り返る。



しゃくなげのつぼみ発見。

 

 

 

 

 

11:08 やっと標高1,200mに到達、ひたすら高度を稼ぐ。

 

 

 

 

 

 

 


11:21 アケボノツツジ(正式名ツクシアケボノツツジ)、昨年の四国東赤石山以来1年ぶりだ!!

北側尾根を背景にして咲くアケボノツツジ。
新緑の中満開を向えたアケボノツツジ。身体のきつさを忘れて見入ってしまう一瞬だ!!!!!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11:28 標高1,300mを通過、地面に落ちたアケボノツツジの花びら、独特な風情を感じる。

 


11:38~48 小腹がすいたので、フルーツゼリーを食べる。奥に咲くアケボノツツジと白い花?がきれいだ!!!
やっと降りてくる下山者に会う。


 

12:00 標高1,400m通過。

 

 

 

 

 

12:11 天狗の岩屋、天狗の水場を見落してしまった。残念・・・・・

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12:20 標高1,500mを通過、苔むした石の登山道を登る。


 

黄色のキンポウゲと白のスミレ。

 

 

 

 

 

 

スミレの紫色が濃い。

 

 

 

 

 

 

稜線では、アケボノツツジも咲き始めで、つぼみの方が多い。

 

 

 

 

 


北東側に大分青空が見えた。(同じ位置での縦横のカット)


天狗岩を仰ぎ見る。往復出来るようだが、黒金山尾根に大分時間を費やしたので、次回の宿題とする。


12:45~13:05 古祖母山・祖母山分岐やっと稜線だ!
少し右に入った裏谷岩鼻展望台で、昼食とする。時間節約のためカップ麺はやめ、おにぎり・だし巻玉子・きゅうりの浅漬けを頂く。パワーがよみがえる。


祖母山のパノラマ、まだまだ山頂は遠い。

祖母山南面(縦)

同じく(横)、西側からの霧がかかって来た。

天狗岩(縦)

同じく(横)、まだ芽吹きが始まっていない冬の感じ。

祖母山を望む。<展望台からの動画>


 

13:10 スズタケの稜線を行く。

 

 

 

 

 

 


振り返れば天狗岩へと続く稜線。

 

 

 

 

 

切り立った岩、ピンクのツツジが結構咲いている。

 

 

 

 

 

 


 

ややピントがぼけてしまった。コバナノミツバツツジ

 

 

 

 

 


13:48 標高1,600mを通過、祖母山山頂も近い。


なんとなく神々しさを感じてしまうのは、私だけだろうか?
苔むしたブナの大木。


14:17 祖母山南面の岩場を望む。


北谷登山口方面のパノラマ、左手より霧が上がって来ている。


14:23~33 標高1,700mに到着、後一踏ん張りだ!
水を飲み小休憩する。


 一旦下り、岸壁沿いのトラロープ・梯子場を登る。


結構な傾斜だ!


 

頭上には、満作の花が満開に咲いている。

 

 

 

 

 

樹幹越に東側の岩場を望む。

 

 

 

 

 


写真奥から手前への岩場トラバース。


そして、最後の岩場を登る。


14:49~15:39 祖母山(1,756.4m・日本百名山94座目)登頂です。残念ながら、曇ってしまって眺望はきかず、昨日登った阿蘇・九重の山並みを見ることが出来ませんでした。
黒金山尾根は、九州遠征2日目とあって結構バテましたが、苦労してこそ山頂に到着した時の喜びは、ひときわ大きい物となる事を実感した「山遊帰」となりました。
山頂で20分程惰眠をむさぼり、幸せな一時を過ごし、下山する。
祖母山よさらば・・・


 


祖母山頂神社と三角点。

 

 

 

 



各方面下山標識。

 

 

 

 

 


北谷登山口方面。

 

 

 

 


山頂からの眺望①(西側)

同上②(東側)

同上③(北東側)


 

 

15:52 祖母山九合目小屋、趣味の登山バッチを購入する。日程に余裕があったら宿泊していたのに・・・


 

15:55 右手、尾平登山口方面へ下る。

 

 

 

 

 

16:11馬の背を通過する。

 

 

 

 

 

 

 


祖母山方面を振り返る。霧に浮かび上がる山のシルエットも、なかなか素晴らしい。


慎重に馬の背の鎖場を越えていく。



ひっそり咲くスミレ。

 

 

 

 

 

 

 

ピンクが際立つアケボノツツジ。見納めか?

 

 

 

 


岩場を彩るコバナノミツバツツジ。


 

16:29 標高1,500mを通過。

 

 

 

 

 

 

16:50~17:00 標
高1,400m、宮原に到着
する。上畑コース分岐、小休
憩する。

 

 




尾平登山口方面へ、スズタケの登山道を下る。

 

 

 



霧が降りて来ている。

 

 

 

 

 

17:23 標高1,200m到着。

 

 

 

 

 


 

 

17:45 標高1,100m
通過。

 

 

 

 

 

18:09 林道経由の道は通行止めとなっていた。
そのまま下る。

 

 


 

18:18 標高900m通過。

 

 

 

 


 

18:32 標高800m、傾斜も大分緩くなってきた。

 

 

 

 

 

稜線方面は曇って見えない。

 


18:46 標高700m、尾平登山口はもうすぐだ!

 

 

 

 


18:58 宮原コース分岐の吊橋を渡り、駐車場手前のトイレで靴を洗い19:06 尾平登山口P到着です。駐車場には、翌日登山の数台しかおりませんでした。下山届を提出後、着替え、県道7号線を走り、道の駅原尻の滝に20:30到着する。
夕食場所がないため、国道502号線から竹田で57号線に入り熊本に向かう。震災の迂回箇所もあり、23:00熊本市内到着、夕食後仮眠する。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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