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針ノ木岳・山遊帰

 

2016年7月24日(日)・前夜発日帰り
【行  程】
扇沢駐車場ー大沢小屋ー針ノ木峠ー針ノ木岳ー針ノ木峠ー蓮華岳
-針ノ木峠ー大沢小屋ー扇沢駐車場
 空梅雨でありながら、なかなか梅雨明けしない中、北アルプスの
針ノ木岳と蓮華岳を登って来ました。

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扇沢の無料駐車場には、深夜遅く到着しました。さすが、立山アルペンルートの 入口になっているため、駐車スペースもほぼ満車の状態でした。
仮眠しようとしましたが、殆ど眠ることが出来ず、サンドイッチと野菜ジュースの簡単な朝食を取り出発です。
最初林道から登山道入口への、目印リボン等を見落としやすく分かりずらい箇所があります


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最初、沢沿いの針ノ木自然歩道を登ります。途中ブナ林や、初夏の花々の種
類も多く、目を楽しませてくれます。


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赤沢の水場でたっぷりおいしい水を補給すれば、まもなく緑にかこまれた大沢小屋に到着です。小屋脇の岩には、

小屋創建者であり、山の文人百瀬慎太郎の「山を想えば人恋し、人を想えば山恋し」と詠んだレリーフが埋め込まれている。


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しばらく登れば、日本三大雪渓の針ノ木雪渓に到着する。(残り2か所は、白馬と剣岳の大雪渓)


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大雪渓の背後に聳える針ノ木岳。晴れて青空が見えて来た。
青・白・緑のコントラストが実にきれいだ!
今年は、平年に比べて雪渓の雪が少ないようだが、雪渓上を歩くのは、天然の
クー
ラーが効いて快適だ。


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雪渓がくびれ狭くなった通称「ノド」と呼ばれている、右側の鎖場を通過
すれば、まもなく登山道は、左側山腹を登る。


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雪渓の上部で、マヤクボ沢が合流すると、稜線上の峠まで左側砂礫の急登となる。
想いは、ガスがかからない内に峠にとはやるが、ジグザグの急坂を一歩一歩、
確実にゆっくり登る。


 

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高山植物の写真を撮る時間は、寝不足な体にほっと一息つけてありがたい。


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やっと、待望の針ノ木峠に到着だ。この峠は、戦国武将佐々成政の「冬のさらさら越え」で知られており、日本三大峠ともなっている。(後2つは、三伏峠又は夏沢峠・雁坂峠)
一日で2つの日本三大○○を味わえるのも、おもしろい!!!
休憩後、針ノ木岳へと向かう。


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花畑と鉢ノ木岳、しばし時間を忘れ見ていたい。


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東側斜面より、ガスが上がって来ている。早く頂上に着きたい気はあれど、
体それに伴わず。寝不足と老化には勝てず?


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ぎりぎり、本日最初の目的地針ノ木岳(2,821m)到着です。北側スバリ岳方面も
何とか見えている。


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北側のパノラマ。立山、剣岳等山頂は雲がかかってしまって見えず残念。


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下部の黒部湖は、青くきれいだ。湖の周りに白く縁取りをしたようにみえるが、
水量が少ないせいなのか?
ゆっくり昼食タイムを取る。食後のコーヒーも今日は格別においしく感じる。
ひとりだと、食事も簡単に済ませてしまう傾向があるが、せめて何か1品でも
贅沢したい。今後の検討課題とする。・・・・
今日は、山頂で10分程度うたたねを楽しむ。日頃のストレスが一気にすっとぶ
ような気分だ。


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山頂で充分な時間を持てたので、峠へ下山を開始する。下りは、先程迄の登りと
打って変わって体も軽くなり、峠まで快調に下ることが出来た。


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今度は、本日第二番目の目的地である蓮華岳へと向かう。東側ハイマツ帯の急坂
を登り切れば、広々とした稜線散歩となる。


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社が祭られたピークの先に、北葛岳方面分岐の標柱に蓮華岳(2,799m)と記され
その先に三角点が置かれている。


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南側蓮華の大下り~北葛岳方面、大分ガスがかかってしまった。
頂上付近の小石帯には、多くのコマクサが咲いている。花の最盛期はややすぎ
つつあるが、稀に突然変異による白いコマクサを、見ることが出来るらしい?
しばらく、山頂を独り占めし下山に向かう。


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三角点のある山頂。


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静かな稜線を、快適に歩く。


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再び、針ノ木峠に戻って来た。小屋のすぐ上にはテント場がある。
今度はゆっくり泊まってみたいものだ。小屋泊まりの人は、
もう外でおいしそうなビールで一杯やっている。ああうらやましい。
休憩後趣味の登山バッチを購入、下山を開始する。


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下り始めの急坂で、テレビの取材チームとすれ違う。


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ノドの下、鎖場から鯉のぼりに誘導されて、雪渓を横断する。雪渓の末端に到着
すれば、ほっと一安心する。


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大沢小屋から針の木自然遊歩道を下り、遊歩道入口の看板を過ぎ、林道を何回か
下るようになれば、扇沢無料駐車場に到着する。
近場の信濃大町温泉郷で入浴後、途中何回か仮眠しつつ、帰路に着いた。


 

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