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烏帽子岳~雲ノ平・山遊帰②

2016年8月12日(金)・前夜発4泊5日[2日目]
【行   程】
烏帽子小屋ー三ッ岳ー野口五郎小屋ー野口五郎岳ー真砂岳ー水晶小屋ーワリモ北 分岐ー祖父岳ー雲ノ平キャンプ場〈テント泊〉
今回の山遊帰一番の長丁場、テント泊の重いザックを担いで歩く、初めての 裏銀座縦走路、加齢によるスタミナが心配?
楽しみの山遊びポイントは、日本三百名山の「野口五郎岳」・日本最後の楽園と呼ばれる「雲ノ平」

おはようございます。時刻は2時です。
テントの底がやや傾斜しているため、体がずれて2回程目をさまし、
水を飲んでまた寝る事を繰り返しました。幸い疲れていたため、
よく眠ることが出来、心身共バッチリさえています。まずトイレを
借りに小屋に行き、戻って来て朝食の準備です。
空にはたくさんの星が輝いています。
朝食のメニューは、インスタントラーメンに、昨日のゆで卵
の残り
と餅1枚を入れたもので、簡単に済ませました。
テントを撤収、準備を済ませ、今回の山遊び最も長い1日の
スタートです。楽しむぞ・・・・・
3時40分に裏銀座縦走開始です。


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4:50 本日最初の1枚、大分明るくなって来ました。雲海がとても
きれいです。もうたくさんの方が、ライトを点け登って来ています。 


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今日も、山遊び日より(好天)に恵まれました。


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朝焼け、燕岳から大天井岳の表銀座縦走路、遠くに富士山も。


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5:11 日の出、何時みても心洗われる時間だ
西側赤牛岳も朝日が当たり、赤さが増してとてもきれいに見える。


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東側のパノラマ、北峰・三ッ岳・西峰と続く裏銀座縦走路上にも、
日が射して来た。


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三ッ岳方面裏銀座縦走路の稜線。山頂に朝日が射し、大分人がいる。
もう間も無く三ッ岳山頂だ!


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センナシコゴメクサ・トウヤクリンドウ


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5:41 三ッ岳山頂(2,844.6m)登頂だ!!
天気は快晴で、申し分なし。360度の大パノラマを満喫、寝そべって青空
を見て、深呼吸しばし至福の時・・・
1時間程寝ていたいが、そうもしていられず、コンニャクゼリーと水を
飲み出発する。


 

水晶岳~赤牛岳のパノラマ(西側)


 

 

 


 

dsc_3143大天上岳~槍ヶ岳の表銀座縦走路の稜線を望む。まだ歩いたことがない
ので、今後の課題。


dsc_3144西峰を望む。


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爽快な裏銀座縦走路の稜線を、のーんびり、一歩一歩進む。
周り十、山また山の景色、思わず見とれてしまう幸せな時間だ!!!!


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7:50 野口五郎小屋到着、小屋より野口五郎岳を望む。
小屋で水と登山バッチを購入し、休憩後8:20出発する。


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ミヤマリンドウ・チングルマ(実)・コガネキク(ミヤマアキノキリンソウ)


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野口五郎小屋を振り返る。

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8:40 野口五郎岳山頂(2,924.3m)登頂!!!!
自家製の干柿は実にうまい、コンニャクゼリーが腹にしみる。何処でも
簡単に敷けるコンパクトなシートが欲しい。


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山頂よりの水晶岳(黒岳)。こちらがわからは、黒さわなく壮麗だ。


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山頂よりの赤牛岳、今回計画は
したが、時間的に断念、次の機
会に水晶岳から登頂したい。

 

 

 

 

同鷲羽岳方面、まだ道のりは
長く遠い。

 

 

 

 

 

dsc_3165同槍ヶ岳方面、どちらをみても 贅沢な北アルプスの山々・・・
見飽きない、時間を忘れる。

 

 

 

 

 


 

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おそらくシートがあれば、しばしトカゲを決め込んだろうに、山頂に
名残り惜しいが、9時下り始める。左側は山頂迂回路だ。


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水晶小屋へと続く裏銀座縦走路。9:45今回下山時使う竹村新道
への分岐通過。これから先やせ尾根滑落注意!!


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ミツバオウレン・シラネニンジン
オンタデ・ミヤマコウゾリナ・
ミヤマオグルマ

 

 

 


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歩いて来た、真砂岳から野口五郎岳の裏銀座縦走路振り返る。感無量!!


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東沢谷、右に見えるのは五郎池。やがて黒部川、黒部湖へとそそぐ。
すれちがった日本語の堪能な外国人の女性に、「ハイマツの脇に設
置された太陽電池を付けた機器は、雷鳥を計測するためか?」と聞
かれたが、解らないと答えるしかなかった。


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東沢乗越手前のピーク
10:58、休憩。
野口五郎岳方面も大分遠く
なった。

 

 

 

 

これから向かう水晶小屋
方面。

 

 

 

 

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東沢乗越12:38到着。
東沢谷方面、ほぼ中央
位置から望む。

 

 

 

 


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ワリモ岳、鷲羽岳を望む。なかなかの気品と風格がある。


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ガレタ谷を左手に眺め、赤茶けた急坂を水晶小屋へと登る。今日初めて
ザックの重さが身に染みる。


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そんな中登山道脇に咲いている花々が、頑張れ
頑張れと声援を送ってくれているようだ。
(ウサギギク・タカネシオガマ・トウヤクリンドウ・
ムカゴトラノオ)

 

 


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〈左〉枯れ木の造形と水晶岳、上空に飛ぶヘリコプター。
〈上〉赤茶けたガレタ谷、吸い込まれそうで怖い。
〈下〉歩いて来たやせ尾根、考え深い道を振り返る。


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13:18 やっと水晶小屋到着、登って来た縦走路を振り返る。
明後日下山に使う、竹村新道真砂岳から南真砂岳の稜線も見えている。
しばらく休憩後、昼食は干柿等簡単な行動食で済ませ先に進む。


dsc_3205水晶からの下山路。

 

 

 

 

 

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ワリモ乗越、鷲羽岳、槍ヶ岳。

 

 

 

 

 

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ワリモ北分岐への裏銀縦走路を行く。


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これから越えていく祖父岳。


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今回の山遊帰目的地【雲ノ平】も身近にせまる。!!!!!!


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14:15ワリモ北分岐通過。

dsc_3215岩苔乗越へと下る。
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羽毛のチングルマ

 

 

 

 

 

 

 

 


14:26岩苔乗越、裏銀座縦走路から離れ祖父岳へ向かう。

 


dsc_321915:20 祖父岳(2,825m)登頂、しばしザックを枕にあおむけで
休憩。大分雲も湧いてきた。後はキャンプ場へ下るのみ・・・


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遠くに雲ノ平キャンプ場のカラフルなテントも見える。
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幸運にも雷鳥に遭遇、茂さん感激!!
一羽は岩の上で見張りをしているようだ。キャンプ場には、沢筋の右側
スイス庭園の中木道を迂回するようになり、15:50テント場に到着
した。


キャンプ場は、相当な混雑で雲ノ平山荘への受付は、往復1時間もかかる
ため翌朝とし、テントの設営にかかる。なんとか水場の近くに、隣の方に
許しを得てスペースを確保し、下の石を出来るだけよけ設営出来た。
持参した500mlのビールとチーズ、ゼリーを水場下の流れに冷やし、水
を汲みながら、タオルで体を拭く。髪は頭から水で流し冷たーい!!
空は大分曇ったが、夕立はなくゆっくり、のんびり冷えたビールで一杯。
疲れた体の隅々まで沁みわたり、最高の山遊びタイム・・・・・
夕日は見れそうにないが、昼は行動食のため、たいしたものではないが
自分で作ったカレー等の夕食は、本当においしく感じる。
しばし、テントで横になりうたた寝タイム・・・・・・・
あたりが暗くなり、星空も見えないのでゆっくりコーヒータイム。
今日も12時間程充分に遊んだため、早めに就寝。おやすみなさい・・・


 

 

 

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