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甲武信ヶ岳・山遊帰

2015年7月26日(日)日帰り
【行   程】
大弛峠Pー国師ヶ岳ー国師ノタルー東梓ー両門ノ頭―富士見ー水師ー甲武信ヶ岳ー同コースー大弛峠P
 甲武信岳は、我が故郷山梨市唯一の「日本百名山」です。初登の前回西沢渓谷のある、山梨県側戸渡尾根の近丸新道を登り、徳ちゃん新道を下って日帰りしました。山頂では富士山を見ることが出来ず、今回大弛峠から縦走路を往復することとしました。さて、「山遊帰」リベンジの結果は?

朝3時起床準備をして、3:30出発です。国道140号線の道の駅「花かげの郷まきおか」手前の室伏トンネルと牧丘トンネルの間を、県道219号(柳平~塩山線)に入り、10km程で琴川ダムによって出来た乙女湖のある柳平に至る。さらに柳平ゲートより林道川上・牧丘線に入り約10kmで大弛峠に5:00到着する。山梨県側は、簡易舗装されており車道の峠としては日本最高地点の峠(2,365m)となっている。
支度をして5:20登山開始です。

5:42 朝日に輝く朝日岳~金峰山への主脈縦走路。近年2時間30分程で金峰山に登頂出来るため、大弛峠からは圧倒的に利用が多い。



うって変って、東側は比較的静かだ。私は、途中にある「夢の庭園」からの眺望が大好きだ!
標高が高いため、ハクサンシャクナゲもまだ咲いている。

 

 

 



5:53 縞枯れた木と北奥千丈岳、後方に富士山を望む。


雲海の向こうに連なる南アルプ連峰。ちょつと薄雲が多いが盆地では、今日も暑くなりそうだ。天然クーラーの中で思う存分に遊びに没頭する時間も、「山遊帰」の楽しみ方の一つだ!

金峰山の後方八ヶ岳連峰を望む。



5:57 前国師より北奥千丈岳と朝日。

 

 

 

 

 

同じく、北側信州方面の山並み。

 

 

 

 

 

前国師岳(2,576m)の標柱。

 

 

 

 

 


6:05 国師ヶ岳。今日は手前の雲海と空の薄雲に良く映える富士山!
いくら眺めていても見飽きない風景だ!!! 今日は長丁場先を急ぐ。


6:18 甲府盆地の雲海と富士山①。

 甲府盆地の雲海と富士山②。 この時の写真が、今「しげさんの山遊帰」のサイトを飾ってくれている思い出の1枚だ。


 

6:19 天狗尾根分岐、道標も大分老朽化している。これより左側急降下が始まる。


 

十分程降りた樹間より望む、南側の山並み。

 

 

 

 

 

陽射しが眩しく、今日も暑くなりそうだ。

 

 

 

 


6:36 国師岳から大分下った、樹間の切れ間の撮影ポイント。小岩の上より国師岳を前景とする富士①

同じく富士②。

同じく富士③。途中トレッキングシューズの左足ソールが剥がれてしまっ
た。予備の靴ひもで応急処置をしたが、左足の踏ん張りが利かなくなり、
タイムロスが大きい。



7:53 国師のタルに到着、しばし休憩する。天気も良く樹幹にこぼれ日
が射し、吸う空気も殊の外美味しく感じる。しかも、この静粛さは実に心地
よい。・・・・


8:14 樹間より望む甲武信岳方面。


8:27 ギンリョウソウの白い花。

8:28 この辺りは森が深く、その中から望む富士。


9:06 コメツガ等の樹間より望む国師ヶ岳、距離が大分遠くなった。


 9:27~47 両門ノ頭(2,263m)到着。小腹がすいたので、フルーツゼリーとビスケットを食べ、水分を充分補給しほっと一息・・・
我が故郷笛吹川源流のパノラマ。静かなのがなにより良い。

 

 

 

 

 

 

<左><中>笛吹川東沢等の眺望 <右>越えて来た縦走路より国師ヶ岳

金峰山方面の眺望。

やっと見えた甲武信ヶ岳と木賊山の眺望。まだ先は遠い。

やや富士の東側に雲がかかったが、「山遊帰」独り占めの眺望を満喫する時間・・・


 

10:56 眺望のない富士
見、水師を越えやっと見えた
眺望。

 

 

 

 

甲武信ヶ岳も間近に迫って来た。あと一踏ん張りだ!!

 

 

 

 

 



11:28~12:13 甲武信ヶ岳(2,475m)登頂。

やや雲が多くなって来たが、御坂山塊の向こうに聳える富士を見ることが出来、感慨無量だ!!!!!

6時間をかけ越えて来た縦走路の山々、後方に八ヶ岳・南アルプス連峰も良く見えている。夏休みの日曜日とあって、信州側からも結構登って来ているようで、山頂は結構な人数で賑わっている。
ゆっくり昼食を食べ、しばし昼寝も楽しむ、「山遊帰」のメインとなる時間を十二分に楽しんだ!!!!!



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上9枚は、山頂でのスナップです。


帰路も6時間程かかるので、もう少しゆっくりしたい気分ではあるが、故郷の日本百名山からの富士を見られた事に、満足し出発する。

12:22 振り返り仰ぎ見る山頂、青空に標柱も見える。次回はいつこられるだろうか?・・・


 

 

 

 

 

 

<左>黒金山後方の富士  <中>木賊山を望む  <右>12:30 千曲川源流遊歩道分岐


 

12:42 水師手前より見る富士、雲が多くなったものの、山頂もしっかり見える。

 

 

 


14:31~41 両門ノ頭にひっそり咲くミヤマシャジン。

富士を眺めしばし休憩。

 

 

 

 

 

 

木賊山から鶏冠山への鶏冠尾根を望む。山梨百名山の100座目に登った鶏冠山が良く見えている。


15:19 やっと半道中ほど来たろうか?  コメツガの樹林帯を行く。


 

 

16:07~17 休憩時の2枚、展望がないため写真も帰りは写さず、ひたすら歩いている感じだ。

 

 

 

 


美しい苔、今度少しづつ名前でも覚えようと思う。座って休憩していると、すっと眠ってしまうような眠気が襲う。

 

 

 

 

 

 

 


 

18:22 国師ヶ岳の登り返し、疲れとソールの剥がれた靴の二重苦でバテバテだ!!
撮影スポットに富士は見えず、ただ小幅でゆっくり登るのみ。

 

 



18:57 ほぼきつい登りは終わり、国師ヶ岳手前の樹間より、夕日に染まる富士を見ることが出来た。


 

 

 

 

 

 

19:17 国師ヶ岳、<左><中>金峰山・南アルプスの夕焼け、 <右>北奥千丈岳上の月




19:30 金峰山と後方南アルプス~八ヶ岳方面の夕焼け。最後10分程ヘッドライトを使って下ったが、最後この景色で1日の疲れが、一気に吹き飛ん気分であった。
19:50 大弛峠のPに到着した。復路は、川上牧丘林道から焼山林道経由、県道206号(塩平窪平線)を窪平に出て、21:30に帰宅した。
今日一日天候にも恵まれ、山頂での富士を初め、様々な場所からその眺望を充分堪能することが出来た。また、途中ほとんど人に合わない静かな時間を満喫し、こんな「山遊帰」も良いものだと実感した一日であった。


 

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