2014年8月20日(水)~9月2日(火)
前夜発13泊14日
【行 程】
8/28(木)➉.摩周湖YHー(道道52号線・国道241号線)ー双湖台ー雌阿
寒岳温泉登山口…(雌阿寒温泉コース)…二合目…五合目…八合目…雌阿寒
岳山頂…(オンネトーコース)…阿寒富士分岐点(八合目)…七合目…五合
目…二合目…オンネトー登山口ー(国道241号線・国道391号線・道道11
15号線)ー斜里町―(国道334号線・道道93号線)ー知床岩尾別YH(泊)
◇ 阿寒国立公園の阿寒岳は、マリモで有名な阿寒湖をはさみ、西側の雌
阿寒岳と東側雄阿寒岳からなる。本来ならばゆっくり時間をかけ両方登り
たいところだが、今回は最高峰の雌阿寒岳を登ることとし、雄阿寒岳は次
回の楽しみとした。
6:20 摩周湖YHを出発する。
6:43 阿寒国立公園の双湖台よりパンケトー(下の湖)・ペンケトー(上の湖)を望む。
6:48 薄い雲がかかる雄阿寒岳、今日こそ天気に恵まれそうだ❣
阿寒湖温泉のコンビニで買物、阿寒湖を見ながらモーニングコーヒーとサンドイッチの朝食タイム・・・・・
女房を今回下山口のオンネトー登山口P迄案内後、雌阿寒岳温泉登山口まで戻り、登山届を提出8:10雌阿寒岳登山の開始です。
8:23 一合目を通過する。
8:31 アカエゾマツの林、根が露出していて、つまづきやすく歩きずらい。ゆっくり慎重にステップを探し登る。
8:36 二合目を通過する。朝日が差し込み気持ちがいい・・・
〈左〉 ウスノキの実
〈右〉 シラタマノキの実
8:46 三合目を通過、ハイマツが目立ってきた。
8:52 やっと北側の山麓が見えて来た。
大きな沢を横切る。雌阿寒岳山頂方面の視界が開けた。右側のハイマツ帯にいた年配の夫婦によれば、マツタケが取れるそうだ!うらやましい。
9:03 四合目を通過、徐々に傾斜がきつくなる。
ハイマツのトンネルをくぐって登る。
9:07~17 岩に腰掛け山麓の眺望を楽しみながら休憩、水もことのほかおいしい。
上の眺望より左を望む。
さらに左オンネトーも見える。
9:23 五合目を通過する。
9:32 雌阿寒岳山頂へと続くハイマツ帯も大分背丈が低くなって来た。降り注ぐ太陽の光も心地良い。
9:38 六合目に到達。
9:45 七合目順調に高度を稼ぐ。
ガンコウランの黒い実がいっぱいついている。
9:51 大きな火山礫が目立って来た。
雌阿寒岳の火口壁もぐっと近づいて来た。
9:55 八合目を通過、雌阿寒岳山頂もあと少しだ!
雌阿寒岳登山口もはっきり見える。今回の山遊帰も4山目にしてやっと天気に恵まれた。
10:10 九合目を通過看板には、「①サイレンが聞こえないので長時間滞在せず通過すること。②突発的な噴火・ガスの発生する恐れがありますので火口に近づかないこと。③異臭を感じたらすぐ下山し連絡すること。」とある。
10:11 火口の赤沼が見える。
10:14 北北東側に阿寒湖と雄阿寒岳を望む。
10:18 火口壁の後方に阿寒富士も見える。
雌阿寒岳山頂への最後の登り、ロープに沿って左側の登山道を行く。
火口青沼からの噴煙も良く見えて来た。
登山道脇で見つけたメアカンフスマ、清楚な感じがなんともいえない。
10:20 1か所噴煙が上がる赤沼の火口、結構な深さだ❣
同じく縦のスナップ。
10:22~45 ついに雌阿寒岳山頂(1,499m)登頂です。北海道の日本百名山も4座目になりました。
雌阿寒岳山頂よりの赤池火口の噴煙。
同じく青池火口の噴煙と阿寒富士。やっと得られた山頂からの眺望撮りのチャンスに、あとは自分のスナップのみで、残念ながらこの当時は山頂からの動画も撮っていませんでした。水分の補給程度の休憩で下山を開始する。
10:47 青池の色がコバルトブルーに輝いている。
10:48 剣ヶ峰、白湯山方面の分岐に登山者が見える。
10:49 振り返り見る雌阿寒岳山頂にも登山者が見える。山頂もみるみる遠くなっていく。・・・・・
10:56 阿寒富士分岐点を目指し下る。
11:01 綺麗なコニーデの阿寒富士がぐっと迫る。時間があればゆっくり登りたいところだが?
11:05 阿寒富士分岐点(八合目)を通過する。
コケモモの赤い実。
11:15~25 七合目に到着、フルーツゼリーと水を補給する。
下山口のオンネトーも良く見える。
やや下り見上げる阿寒富士、次回は山頂に立ちたい。
オンネトー方面の眺望、結構山並が見える。
振り返り見る登山道、ハイマツ帯の緑が目に沁みる。
11:38 五合目を通過する。
ゴゼンタチバナの実、秋の気配を感じる瞬間。
11:51 四合目、アカエゾマツの原生林を下る。
〈左〉12:00 三合目 〈中〉12:12 二合目 〈右〉12:20 一合目
をそれぞれ通過する。
12:32 オンネトー登山口に無事下山、下山届を提出する。
12:51 オンネトーからの雌阿寒岳と阿寒富士。
13:41 今回登れなかった雄阿寒岳、弟子屈ラーメン総本店で名物の魚介絞り醤油ラーメンの昼食をいただき、知床に向う。
15:23 昨日登った斜里岳も嘘のように見えている。
17:11 明日登る知床連峰の最高峰羅臼岳も夕日に輝いていた。
オシンコシンの滝を観光し、ウトロを通って昨日止まった摩周湖YHと
同じ経営者の知床岩尾別YHにお世話になった。
テレビも携帯もつながらない、時にはYHの前をヒグマが散歩するとい
う秘境のYH。おいしいビールとウニ等の特別料理、同宿の方々との対
話で、夜は楽しく更けていった。・・・・・